(日本語) 【Event Report】INBOUND LEAGUE1周年交流会 レポート
2018.12.05
- EVENT REPORT
INBOUND LEAGUEが1周年!UDS中川×やまとごころ村山氏が「インバウンド × 地方創生 × おもてなし」を語りました
インバウンド事業者向けのコワーキングスペースINBOUND LEAGUEが1周年を迎え、入居者やビジネスフレンドを招いた交流イベントを開催しました。UDS社長の中川とインバウンドコンサルティングの第一人者やまとごころ代表取締役 村山慶輔さんのトークセッションや、参加者のPRプレゼンコーナーも開催。インバウンドビジネス創出のきっかけとなるイベントになりました。
インバウンドの情報や人の交流ができ、ビジネスが生まれる場に
INBOUND LEAGUEはビジネス創出の場。前半は中川より、改めてINBOUND LEAGUE設立の経緯やUDSの最新のプロジェクトをご紹介。
「訪日外国人数は増加していますが、まだ地方へはインバウンドが足が向いていないという事実もあります。オリンピック以降も、さらに日本が海外から旅先として選ばれるために、またインバウンドビジネスの新産業創出の場になればということでINBOUND LEAGUEを設立しました。2年目以降は、その目的に向かって本格的にプロジェクトを仕掛けていきたいと思います!コワーキングスペースというだけのものではなく、インバウンドの情報や人の交流ができて、そこからビジネスが生まれるという場にしていきたいです。」
2019年春にはINBOUND LEAGUEと同じエリア、新宿5丁目に新規ホテル「ONSEN RYOKAN YUEN SHINJUKU」を開業予定。
「先日、YUENの設計・運営メンバーとINBOUND LEAGUEのメンバーが合同で、医大通り商店会の一員として音楽フェスティバルに出店しました。(当日の様子はこちら)商店会長からは、『今後ももっと商店会を盛り上げてほしい』と期待の言葉を。INBOUND LEAGUEとYUENをきっかけに、新宿の地域全体を盛り上げていきたいです。」
「インバウンド × 地方創生 × おもてなし」
続いて、やまとごころ村山さんとの対談コーナーに移ります。やまとごころは10年以上インバウンドコンサルティングに田鶴皿る第一人者であり、INBOUND LEAGUEの基本構想を手がけたパートナーでもあります。
地域活性化に取り込んでいる中で、必ず問われる交流人口増加策。もっとも重要なのは地域でおもてなしをして訪日外国人を含めリピートをしてもらえる魅力づくりをすること。「おもてなし」とは何か、「創造的におもてなしする」とはどういうことかを語ります。
日本と海外のおもてなし
中川「海外の人が思っているおもてなしと、日本人のおもてなし。海外の人からは、友達のようにフレンドリーに接してくれる方が好まれますよね。おもてなしの捉え方が違うのではないでしょうか?」
村山「そうですね、ある程度のランクの宿には、1to1のパーソナルなサービスを求めますよね。日本のサービスは、ルールに縛られてそこができていないところが多いのかもしれません。」
地域に開かれたホテルづくり
中川「先日、UDSで開催したホテル採用イベントでは、応募者の関心は『ホテル』よりもまちや地域に向いているという印象があったんですよ。」
村山「UDSの採用はどんなところに注目するんですか?」
中川「まちづくりに興味がある人、ですね。今までのホテルは、その地域には存在感はなかったですよね。そのホテルがなくなった時に、地元の人が悲しんでくれるか?を最近よく考えます。まずその地域を好きになる人を採用して一緒に作っていきたいです」
村山「そうですね、宿の人がその地域のことをきちんとわかっているのはすごくいいですよね。以前伺った宮古島のHOTEL LOCUSでは高田さんに案内してもらいましたが、とにかくまちの人みんなと知り合い、という印象。自分の大切な人がきた時に知り合いに声をかけてくれる、そんな感覚。どれだけ線で、面で繋がれるかということですよね。
その時に大事なのは、仲間。インバウンド業界でも、東北インアウトバウンド連合などは、よく連携がされて良い仲間が集まっている感じがします。」
参加者もインバウンドビジネスとのPR!
後半は、集まった参加者の皆さんが今後のつながりのきっかけにと、PRタイムではそれぞれのビジネスや今後の展望を発表します。
第一線で活躍する皆さんから、これからのインバウンド業界の最新情報、新サービスの予告などもお聞きすることができました。PRタイムを受けて、最後には交流タイム。同じ問題意識や関心があるからこそ、時間を忘れて次のビジネスに繋がる会話がで盛り上がりました。
賑やかに幕を閉じたINBOUNE LEAGUEの1周年交流イベント。2020年そしてその先へと、訪日外国人の増加とともにさらなるインバウンド業界の盛り上がりと地域連携での新しいコミュニティやビジネス創出へ、期待の膨らむ1日となりました。