(日本語) 【イベントレポート】自己紹介2.0 ~LEGO®を対話に使って、自分も他人もまだ知らないジョハリの窓を広げよう!~を開催しました!
2020.01.11
- EVENT REPORT
明けましておめでとうございます、インバウンドリーグです。
今年も楽しくて気づきのあるイベントを開催していきますのでよろしくお願いします。
さて、先月末、弊社執行役員の三上が講師を勤めたワークショップを開催しました。
ライティング:LEAGUEコーディネイター 寺尾講平
「自己紹介2.0 ~LEGO®を対話に使って、自分も他人もまだ知らないジョハリの窓を広げよう!~」
師走のお忙しい中、10名の方にご参加いただきました。
終わってからも皆さんなかなか帰りたがらず交流を楽しんでいました。
そんなイベントのレポートをお届けしたいと思います。
レゴ®シリアスプレイ®の公認ファシリテーターであるUDS株式会社三上オリジナルコンテンツ、それが自己紹介2.0です。
まずは皆様にいつもやっているように自己紹介をしてもらいます。
一通り終わったら三上から当イベントのゴールが伝えられます。
「皆さんに今やってもらったのは自己紹介1.0です。
自己紹介1.0=肩書を語る。
それに対して自己紹介2.0は未来を語る。
今日はレゴ®シリアスプレイ®を使って自己紹介2.0が出来るようになりましょう。」
自己紹介2.0では
未来→過去→現在の順番で説明すると、納得度と期待度の高い紹介になって更に良いとのこと。
とはいえ、自分のことは自分が一番わかっているようでわからないものです。
そこで「手が全てを知っている」レゴ®シリアスプレイ®で、自分でも気がついていない自分自身を発見(再認識)しようということです。
■レゴ®シリアスプレイ®をやってみる
まずはスキルビルディングという「慣れ」の時間です。
レゴ®に触ったのが子どもの頃以来という方も多く、皆さん童心に帰って楽しそうです。
しかしミッションは容赦ない。
「6つのパーツを使ってアヒルを作ってください。30秒です。スタート」
「30秒で最も高いタワーを作ってください。スタート」
30秒はあっという間です、あたふたしている内に時間切れなんて方もちらほら。
三上は言います。
「頭で考えてたら絶対出来ません。とにかく手が全てを知っています。」
容赦なく短い制限時間と急かしのプレッシャーは、どうやらこのためにあったようです。
■未知の生物を作ってみる
だいぶレゴ®の扱いに皆さんが慣れた頃、次なるお題が三上から出されます。
「次は1分半で未知の生物を作ってください。」
未知の生物?少し困惑する参加者でしたが、すでに手は動いている。頭で考えずに手を動かす。
レゴ®シリアスプレイ®に慣れてきたご様子。
1分半後、出来上がった未知の生物を前にちょっと満足げな皆さん。
「次はその生物の性質を30秒で他の人に説明をしてください。何を食べるとか、どんな動きをするとか。注意点があります。ブロックに無いことは話さないでください。手が選んだブロックの形状や色と、自分の思考をこじつけて説明してください。ポイントは見立てとこじつけです。ではスタート」
これにはさすがに困惑の色が広がります。こじつけ?適当に作ってたからそんな無茶な、、、
「こいつはゴミを食べます。この細かくくっつていてるブロックがゴミを表現しています。今まさに食べようとしているところです。」などなど。
一人また一人とやっていくにつれコツがわかってきたのか、後ろの番の方はどんどん上手くなっているようでした。
三上は言います。
「これは一種のストーリーメイキングです。無理やりこじつけよう、見立てようとするとき、そこにはその人の価値観が出ます。どんな経験をしてきてどんな価値観をしているか。それを強制的に引き出すのが狙いです。」
なるほど。これは面白い手法です。
この後も
「未知の生物に10パーツ加えて自分にしてみる」や
「これからどんな時代になるか?それをレゴ®のエピソードを作って表現する」など
趣向を凝らした2時間はあっという間に終わり、最後は全員自己紹介2.0に挑戦。
見事、全員が全員、最初にやった自己紹介からは見違えるような、もっと聞きたい、もっと話を聞いてみたいと思う魅力的な自己紹介が出来ました。
■レゴ®シリアスプレイ®って?
レゴブロックを⽤いて、個⼈の価値観やビジョンなど、頭の中でなんとなく意識しているモヤモヤとした部分を可視化することで、コミュニケーション・問題解決能⼒のアップを図るメソッドのことです。
世界で約3,000名、⽇本国内では約300名存在する専⾨的なトレーニングを受けた公認ファシリテーターによって提供されます。
近年ではNASAを始めとした名だたる企業がビジョンメイキングやチームビルディングなどにも活用しており徐々に知名度を増しています。
当イベント終了後、地域のまちづくりをしている団体への出張ワークショップの依頼に繋がる話もありました。
三上は四国の商店街やForbsjapanでのファシリテーションなど、多数のレゴ®シリアスプレイ®の実績があります。
うちの組織でもやって欲しいなどワークショップのご依頼やご興味のある方はインバウンドリーグにお問い合わせください。
■参加者の感想
最後にいただいた感想からいくつか抜粋してご紹介します。
・普段言葉にしない思いが、レゴ®を使うことで言語化でき、自分の目標が明確になった。大変満足。
・インスピレーションが沢山出てきて良かった!想像しなかった創造性が出てきてことに感謝。もっと長いヴァージョンをやってみたい。
・絵で描くほど自由度が高いと手は止まってしまうかもしれない。レゴ®だから手が動いていって、そして何も考えていないようで、一つ一つ無意識に自分の意図が投影されている。そんなレゴ®の凄さを知った。
などなど。
今年もインバウンドリーグをよろしくお願いいたします!